こんにちは、コーディーです。
ソフトバンク(9434)が、2018年12月19日に新規上場する予定ですが(関連記事⇒ ソフトバンクのIPOという今年最後の祭に参加しよう!)、本日11月30日に仮条件が決定しました!
結果として、当初の想定価格である1,500円と同額となりました。
内心、上振れを期待していたのですが、残念な結果となってしまいました。。
<目次>
仮条件の内容
まず、仮条件から見える市場の状況を簡単に整理します。
- 仮条件が高い・・・投資家の評価が「良い(強気)」
- 仮条件が低い・・・投資家の評価が「悪い(弱気)」
今回のソフトバンクの仮条件は、以下のとおりです。
仮条件 1,500円
想定価格と同額ということは、市場は強気になれていないということです。
配当性向が85%(配当利回りで約5%)という点がもう少し評価されるのではと思っていたのですが。。
以下はソフトバンクの仮条件決定に関するコメントです(訂正有価証券届出書より)。
機関投資家の反応の3つ目に将来への懸念が表れていますね。
仮条件の決定に当たり、機関投資家等にヒアリングを行った結果、主として以下のような評価を得ています。
①高い株主還元と成長投資の両立が可能なキャッシュ・フロー創出力を有する
②3ブランド戦略、ソフトバンクグループの投資先との協業による新規事業の展開というユニークな成長戦略を有する。
③今後、業界の競争環境、法規制の改正等によって業績が変動する可能性がある。
以上の評価に加え、個人投資家及び機関投資家の需要分析、現在のマーケット環境等の状況や、最近の新規上場株のマーケットにおける評価、及び上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に検討した結果、仮条件は1,500円が妥当であると判断しました。
なお、通常、仮条件には◯円~◯円というように値幅がありますが、今回は日本初の「一本値」となりました。
利益を上げるのは難しいか
IPO実施のリリースがあってからツイッター等で投資家の反応を見てましたが、あまり良くなかったです。
やはり、市場からの吸収金額が2.6兆円という莫大な金額であり、初値上昇が見込みにくいということも大きいです。
仮条件が上振れすれば初値高騰も期待できましたが厳しそうですね。
12月3日~7日がブックビルディングの期間ですが慎重に対応します。
年末に損失を抱えるハメになりたくないですしね。
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