こんにちは、コーディーです。
2018年12月の株式市場の下落やレオス・キャピタル・ワークスの上場延期等を受けて、ひふみシリーズの月額資金流出入額も流出超になるかと恐れていました。
更新された2018年12月末時点の最新情報をモーニングスターのサイトで見てみると、ひふみ投信・ひふみプラス・ひふみ年金のいずれも流入超となっており一安心の結果となりました。
<目次>
月額資金流出入グラフ
積み立て設定をしている方が多いからでしょうか。ひふみ投信・ひふみプラス・ひふみ年金のいずれも流入超となっています。
とは言っても、ひふみ投信なんかはいつ流出超に転じてもおかしくない微妙な位置ではありますが。。
ひふみ投信
ひふみプラス
ひふみ年金
流出超となった場合はどうなる?
投資家の解約が増えてきて、返金する手持ちの現金がファンドにない場合は、保有している株を売却してお金をつくる必要が出てきます。
解約が進み、多額の資金が流出してしまった場合は、投資にまわすための十分な元手がないためパフォーマンスが下がり、それを見た投資家からさらなる解約の申し入れがなされるといった悪循環となります。
要するに、資産運用どころではなくなります。
そうなるとコーディーのつみたてNISA口座の含み損はいつまで経っても解消されず、むしろキズを拡げる結果にもなりかねません (-_-;)
そのため資金の流出入状況を確認しておくのは重要です。
2018年はTOPIXにも負けた
2018年はひふみにとって苦難の年でした。
年度リターンは以下のとおりいずれも大きなマイナスです。
- ひふみ投信
⇒ -21.37% - ひふみプラス
⇒ -21.23% - ひふみ年金
⇒ -21.05%
2018年の相場ではマイナスになるのは仕方ないとは思うのですが、残念だったのが、「守りながらふやす」というスローガンをかかげていながら、TOPIXの-16%にも大きく差をつけられて負けてしまったことです。
2018年12月度の「ひふみのあゆみ(ひふみ投信 月次報告書)」を読むと、12月の下落の主要因として海外投資家による売りの影響を挙げています。
海外投資家は優良株の投資比率が高く、その売却によって、ひふみの保有株の株価を押し下げたとのこと。
海外投資家の大きなうねりの中では、ひふみも翻弄されてしまうのですね。
しかし、ひふみは従来からの投資スタンスである「地味で地道な企業群への投資」は変えておらず、その成長性に自信を持っています。
実際に、ひふみは超小型株の組入比率を11月の4.7%から12月は7.0%まで、+2.3%増やしました。
このような低パフォーマンスから、今までひふみをもてはやしてきた方々がSNS等で不満を露わにする光景も見れます。
とは言っても、2017年が+44.8%の大幅なプラスでしたし、2017年以前から長期で保有している人にとっては、まだまだ含み益は残っているでしょう。
おそらく2018年から買付を始めた方々が不満を言っているのではないでしょうか。
コーディーとしては、「強気!」とまでは言えませんが、その投資方針が変わらず、資金流入が続いている以上は、引き続き積み立ては継続していきます。
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2018年度のつみたてNISAのパフォーマンスを集計してみると、ひふみプラスがダントツの最下位でした。。
現在も一進一退が続きますが、しばらくは上昇基調に戻るのは厳しいかもしれないですね。
その間は、少額ずつ分割投資です。
藤野社長も、ひふみの資産残高が増加したことで、身動きは取りづらくなっていると言っています。
資金量を武器に株高をつくって欲しいw