こんにちは、コーディーです。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の好決算を受けて、バンガードの米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)を買い増ししました。
<目次>
VHTの買い増し
- 購入記録
⇒ 172.72ドル×8株(2018年10月16日)
米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)は、JNJが10%ほど組み入れられたセクターETFで、2018年のリターンはS&P500を上回ります。
(VHTの詳細はこちらの記事を参照ください ⇒ ヘルスケアセクターへ丸ごと投資|バンガードVHTに賭ける )
以下のグラフは、VHTとiシェアーズ S&P 500 ETF(IVV) の2018年のリターンを比較したものですが、IVVの+5.8%に対し、VHTは+13.9%と大きく引き離しています。
2018年10月16日に発表されたジョンソン・エンド・ジョンソンの第3四半期の好決算を受け、かねてより積み増しを狙っていたVHTを買い増ししました。
10月10~11日の世界同時株安時は、75日移動平均線を下抜き一瞬ヒヤっとしましたが、好決算を受けたJNJの株価伸長などもありVHTも値を戻しています。
ヘルスケア・セクターはピクテもフル・オーバーウェイトと判断
ピクテ投資投資顧問が毎月発行するBarometer(2018年10月号)においても、ヘルスケア・セクターの投資判断について以下のとおり強気のコメントがありました。
ヘルスケア・セクターは投資家のディフェンシブ・セクター選考の恩恵が期待される優位な位置を確保していることに加え、医療技術の革新・進展による長期の成長トレンドが期待されることからフル・オーバーウェイトを継続します。
ヘルスケア・セクターの優位性は今に始まった話ではなく、シーゲル教授が著書「株式投資の未来」で明らかにしたように、1957年~2003年におけるリターンはS&P500を抑え、全セクター中トップでした。
- S&P500 +10.85%
- ヘルスケア +14.19%
将来の少子高齢化、医療技術の発展にともなう平均寿命の伸長により、医療の需要も増加し、JNJを始めとするヘルスケア・セクターはますます盤石なものになります。
時代の流れに合っているということです。
そう考えると、近いうちに米国株がリセッションに入り、例え株価が下落したとしても狼狽せずに長期で保有していけば、いずれは報われると想像できます。
また、ヘルスケア・セクターは金利上昇・景気ピーク時において、生活必需品セクターと並んで有望なセクターとも言われており、将来のリセッションへのある程度の備えにもなると考えています。
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JNJの決算はコンセンサスを上回り、また通期ガイダンスも上方修正するなど、好決算でした。株価も高値を試しにいく展開です。
米国株のピークがいつ来るのかが意識される中、それに備えた投資方針を立てておくことが重要です。