こんにちは、コーディーです。
2019年2月14日に、コカ・コーラ(KO)の第4四半期決算発表がありました。
結果としては、2018年10~12月の実績はほぼコンセンサスどおりの内容でしたが、2019年のEPS見通しがコンセンサスを下回ってしまい、株価は8%を超す急落となりました。
<目次>
コンセンサスを下回る
2018年第4四半期の決算は、ほぼコンセンサスどおりだったものの、2019年通期のEPS見通しがコンセンサスを下回ったことが、ネガティブサプライズでした。
実績
- EPSはコンセンサスどおりでした。
- 売上高は前年同期比で-6%のダウンですが、これは利益率向上を狙ったボトラー事業の再フランチャイズ化によるものと為替(ドル高)の影響が要因です。
コンセンサスは上回りました。
見通し
- EPSのガイダンスですが、これが問題です。コンセンサスを大幅に下回る結果になってしまいました。
2018年と比較して▲1%~+1%となります。
James Quinceyかく語りき
最高経営責任者(CEO)であるJames Quincey(ジェームズ・クインシー)氏は、コークはまだ伸びると考えているものの、2019年の見通しとして、新興国市場における税率上昇・通貨の変動・ボラティリティの3つが逆風になると語っています。
そのため業績見通しは慎重に見ているようですが、今回の発表を受けて株価は大きく下落してしまいました。
コーディーの主力保有銘柄の一つだったため、資産が目減りしてしまいました!
懐がさびしい。。
KO、7%ダウン! pic.twitter.com/zfBqHKarXB
— コーディー@マネーブログ (@chiriwotsumu) 2019年2月14日
株価の推移
高値同士、安値同士を線で結んでみると、上下を繰り返しながら、なだらかに右肩上がりで推移していることが分かります。
第3四半期決算が好調だったため、今回の第4四半期決算で上方向にブレイクもあるかと思っていましたがダメでした。
みんな好決算になると思い過ぎてたんだなぁ。
ただ、下方向に向かったとしても、さきほどの赤線の下限である42~43ドル程度で反発するとは思うので、そのあたりは買い増しポイントと考えます。
コークに新商品登場
ちなみに、KOは、新商品として「オレンジ バニラ コーク」と「オレンジ バニラ コーク ゼロ シュガー」を米国で発売します。
10年以上ぶりのフラッグシップブランド誕生とのこと。
とりあえず一度は飲んでみたい!
これが業績にプラスに働いたら言うこと無しですが、イロモノで終わらないことを願うばかりですw
Coca-Cola Launches First New Flavor In More Than A Decade
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前回買い増しした際の記事です。2018年9月に買い増ししてから12月の世界同時株安も乗り越え含み益が乗ってきた矢先の急落です。利確千人力。。
コカ・コーラは毎日約19億杯が飲まれるメガ・ブランドですが、コカ・コーラ(KO)はあの手この手でブランド価値を高めています。
この目には見えないブランドこそが、消費者がスーパーの棚から最後に手に取るのがペプシではなくコークになる決め手になっているのです。
連続増配年数は全米9位で、55年を超えています。配当利回りも3%強あり、安定的なインカムを求めるなら外せない銘柄と言えます。