バンガードは、1975年に今は亡きジョン・ボーグルが創業した資産運用会社で、運用総資産は約549兆円にものぼります。
1976年に初めて個人投資家向けのインデックスファンドを売り出し、「インデックスファンドといえばバンガード」と言われるように、インデックス運用の第一人者となっています。
そのバンガードが、インデックス型ETFの解説動画をアップしています。
さすがバンガードですね。2分34秒という短い時間で、インデックス型ETFの基本的なポイントをしっかりと解説してくれています。
これから投資の勉強を始めるような方におすすめです!
<目次>
バンガードが語るインデックス型ETF
動画は音声(英語ですが字幕あり)とアニメーションでつくられています。
まずはご覧ください。
ETF、つまり上場投資信託はインデックス・ファンドでしょうか? pic.twitter.com/PdsnlxKCyf
— バンガード・インベストメンツ・ジャパン (@vanguardjapan) April 10, 2019
いかがでしたでしょうか。
インデックスとアクティブの違いや、インデックスを選ぶメリットなどが短い時間で簡潔にまとまっていたと思います。
動画メディアはますます増えていく
今後、このような短い時間でポイントを知ることができる動画というメディアはこれからも増えていくでしょうね。
1分間の動画が伝える情報量は、180万語・3,600のWEBページに匹敵すると言われています。
また、情報が記憶の中にとどまる量も、テキストだけの「記事」に比べて2倍に跳ね上がるそうです(※アメリカ国立訓練研究所「ラーニングピラミッド」より)。
特に、昨今は、上記のようにTwitterでも動画は出回り、かつ手の平の中で観ることができるという手軽さ。
当ブログも含めて、巷には、インデックスファンドについて書かれているテキスト情報が多々ありますが、これからは文字だけだと段々と読まれなくなっていくでしょう。
コーディーは、文章を書くという行為が好きなのでブログが動画にとって代われるとさみしいのですが、仕方のない流れです。
この流れを想定している方々は、ブログから動画メディアでの発信に移ってきていますね。
コーディーには動画制作の知見がないので、勉強していかないと(^^;
ちなみに、バンガードのHPには日本語音声版もアップされています。閲覧される場合はこちらからどうぞ。
バンガード関連記事
アクティブよりもインデックス派のコーディーとしては、バンガードについての記事も多く書いています。
その中からいくつかピックアップしました。
バンガード・トータルストック・マーケットETF(VTI)
バンガードのETFの中で、経費率の安さと好調なパフォーマンスで大人気なのが「バンガード・トータルストック・マーケットETF(VTI)」です。
楽天投資投信顧問からは、VTIを直接買い付ける「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」が提供されています。
ETFの本家VTIと楽天VTIのどちらに投資したら良いかをまとめた記事になります。
「楽天VTIの実質コストが高い!」という投資家達の声に、楽天投資投信顧問がきっちりとした説明がありました。将来的には安くなっていきそうです。
米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)
個人的には、VTIよりも好きなのが「米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)」です。
その名のとおり米国のヘルスケアセクターを丸ごと買い付けることのできるETFで、パフォーマンスはS&P500を凌駕します。
将来の少子高齢化と医療の発達による長寿命化により、ヘルスケアセクターの未来は明るいと見ています。