こんにちは、コーディーです。
2019年8月27日付の日経新聞朝刊に記事が出ていましたが、レオスキャピタルワークスが世界株投信を今秋に設定するとのことです。
日本を除く世界の企業を対象にするとのことで、現在の日本株メインのひふみシリーズとは投資対象を区分けされます。
<目次>
期待したいこと
新投信の実態は明らかにされていませんが、8月中に米国に拠点を設けるとのことなので、米国株メインの投信になるのでしょう。
ひふみの最近のパフォーマンスを見ていて「日本株で厳しいなら、思い切って米国株にシフトしていったら良いのに」と思っていたのですが、どうやらそうなりそうですね。
ベンチマークをS&P500あたりに設定してもらって、アウトパフォーム目指してガンガンやってもらいたいです。
機動的な投資が可能となるか
ひふみは中小型に日本株メインで投資を行い、圧倒的なパフォーマンスを見せてきましたが、ここ数年のパフォーマンスは厳しいものがあります。
その要因の一つとして、膨れあがった運用資産により機動力が落ちたことが挙げられます。
2018年8月の運用報告でも藤野社長自身、「運用が難しくなった」と言っています。
今回の新投信はゼロから始まりますので、機動力という面ではひふみより有利になるでしょう。
投資対象が大型株メインならば関係ありませんが、ひふみと同じように「成長に期待できる銘柄に投資する」という理念で投資を行うと予想されますので、中小型株の株価上昇率の享受が期待できます。
ひふみはどうする?
この世界株投信が好調になったとしても、ひふみシリーズには直接的なプラス効果は期待できません。
むしろ、新投信に移るためにひふみを解約する人が増えたとすれば、ひふみ自体の運用は厳しくなっていきます。
解約による資金の払い戻しのために、ひふみは保有する株式を売却しなければいけないためです。
現在コーディーは、つみたてNISAと課税口座で「ひふみプラス」を積み立てていますが、諸々検討した結果、解約はしないまでも積み立ては停止しようと思います。
ひふみの投資方針は好きなのですが、先行きが不透明なのと最近の資金流入量の減少、何よりパフォーマンスが付いてこないので。。
取り急ぎ、余剰となった投資資金は米国株投信に振り向けます。