こんにちは、コーディーです。
大和証券投資信託委託が展開する投資信託であるiFreeシリーズより、米国株投信として新たに2つ加わることが分かりました。
ナスダック100をベンチマークとする「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」と、S&P500のレバレッジ型である「iFreeレバレッジS&P500」の2つで、いずれも2018年8月31日より提供開始される予定です。
個人的には「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」に興味を持っています。
<目次>
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
ナスダック100に連動するETFとしては、インベスコQQQトラストシリーズ1(旧名:パワーシェアーズQQQトラスト)があり、VTIやVOOをしのぐ驚異的なリターンを上げてきました。
ただ、なぜかナスダック100に連動する投資信託は販売されてなく、ようやく出てきたという感じです。
QQQは買付手数料がかかりますが、この投信はノーロードなので少額から細かく買付けできるのがメリットではないでしょうか。
名称 iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
概要 NASDAQ100指数(円ベース)の値動きに連動した投資成果を目指す投資信託
信託報酬 0.450%(税抜)
ファンドの形態
ファンドの仕組み
ファミリーファンド方式をとっており、マザーファンドを通じて米国株式に投資します。また、ETFにも投資する場合もあるとのことです。
iFreeレバレッジS&P500
S&P500をベンチマークとする投資信託は各社から提供されていますが、レバレッジ型というのは今までありませんでした。
名称 iFreeレバレッジS&P500
概要 S&P500指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度を目指す投資信託(確実に2倍になる訳ではない)
信託報酬 0.90%(税抜)
ファンドの形態
ファンドの仕組み
ファミリーファンド方式をとっています。マザーファンドにて運用を行います。
投資対象としては、米国の株価指数先物取引、米国・日本の債権、ダイワ・マネーストック・マザーファンドの受益証券です。また、米国株・ETFにも投資する場合があるようです。
レバレッジ型の留意点
iFreeレバレッジS&P500は、S&P500指数が上がり続けることが出来ればS&P500を超える利益を手に出来ます。
ただ、下落時にも指数の2倍下落するため、下落した次の日に指数の2倍戻したとしても、指数には負けてしまいます。
具体的には、以下のとおり、S&P500指数が10%下落した後、翌々日に指数が10%戻した場合、指数の基準価格は99(▲1%)ですが、iFreeレバレッジS&P500は96(▲4%)と、3ポイントの差を付けて負けることに。。
つまり、調整相場に弱い投信ということになります。
そのため、このファンドは、長期で持つというよりは「ここだ!」というポイントで保有するのが良いと思います。
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iFreeシリーズには、GPIFのポートフォリオに近づけることを目指す投信も加わります。
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