こんにちは、コーディーです。
以前の記事でもお伝えしていた、レオス・キャピタルワークスが日本株を除く世界株式に投資する新たな投資信託についてですが、ついに2019年9月26日より販売開始することになりました。
新投信の名称は「ひふみワールド」で、レオス・キャピタルワークスのHPからの直販のみとなります。
<目次>
ひふみワールドの概要
名称:ひふみワールド
特色:世界各国(日本を除く)の企業の中で、成長性が高いとされる企業の株式に投資。ひふみ投信と同じく「守りながらふやす」投資方針。
販売開始日:2019年9月26日
運用開始日:2019年10月8日
信託報酬:1.48%(税抜)
※「資産形成応援団」という制度を採用し、5年間の保有で年率0.1%分、10年間の保有で年率0.25%分のひふみワールドの口数を還元することによる、実質的な信託報酬の値引きあり。
買付手数料:なし
解約手数料:なし
信託留保財産:なし
最低買付額:1,000円
ベンチマーク:設定なし
信託報酬は抑えてきた
信託報酬は、1.48%(税抜、消費税10%で税込1.6280%)ということで、外国株アクティブファンドの平均(約1.66%)を下回っています。
ここはレオスも後発組として勝負してきた感がありますね。
ちなみに、モーニングスターの投信検索システムで、リターン上位の世界株に投資するアクティブファンドを5つ拾ってみましたが、いずれの信託報酬も2%弱(税込)と高めでした。
ひふみワールドのリターンがこれらの投信を上回ってくれば、資金流入が期待できそうです。
投資するかどうかか
現段階では様子見です。
今は米国株投信メインにしており、これ以上は手は広げないこととしています。
過去のひふみ投信を彷彿とさせるようなリターンが上がってくるようであれば考えますが。
それよりも、個人的には、ひふみワールドが世界のどの企業に投資するのかが気になっています。
海外株に関する情報は日本株に比べると十分でないので、ひふみワールドの運用レポートに書かれるであろう銘柄の考察が、自分の米国個別株投資の参考にできるかもしれません。
足で稼いだ情報をもとに投資するという方針とのことで(世界の上場企業は5万2千社あり、そのうちどれだけを回れるかはさておき)、周りから見過ごされてきたお宝銘柄が発見されるかもしれないという少しばかりの期待感もありつつ。
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映画「マネー・ショート」でも活躍したカラ売り投資家マイケル・バーリは、昨今のインデックス全盛の流れをバブルと見なしており、自身は中小型株に投資しています。
これからは中小型株の時代が来るのかもしれません。