塵積む者のマネーブログ

資産運用で、もがき楽しむ日々をブログに綴っています。 米国株・日本株や投資信託への投資、株主優待の取得をコツコツと行いながら、少しずつ山を築いていきます。


cis氏の「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」から何を学べるか?

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こんにちは、コーディーです。

 

先日注文した、cis氏の初書籍である「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」が届いたので、一気に読了しました。

 

結論、おもしろかったです。

好奇心が刺激されます。

 

総資産230億円を誇る神トレーダーの生い立ちや、確率に裏付けされたトレード手法、アセットアロケーションなど、今まではっきりとは語られてこなかったことが明らかにされています。

 

デイトレーダーの方はもちろん、中長期投資家にも参考になるところがあると思います。

<目次> 

 

 

 

損切りの教え

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書籍の冒頭で語られるのが「損切り」に関してです。

 

詳細は本を読んでもらえればと思うのですが、cis氏は損切りは素早く、利が乗ってきたら長く引っ張ります

 

この手法は、有名なサラリーマン投資家の弍億貯男氏もブログで語っていましたね。

(⇒「サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。:保有株の一覧に含み益の銘柄が多い理由について」)

 

勝率は考えない

cis氏は、トレードで重要なのは勝率ではなく、トータルの損益と考えます。

 

そして損切りに関しては、ためらいがありません。

 

株価が思惑と違った動きをしてもそこでうろたえたりせず素早く損切りして、損失の額を限定し、次のトレードに向かいます。

 

「損切りした銘柄が、すぐに反発して上がってきたので、上昇株として買い直す」というようなことはなかなか出来ないことです。

 

しかし、cis氏は当然のようにやってのけます。

 

cis氏は自身の勝率についても語っていますが、利益になる取引は意外にも3割程度とのことです。

それでも230億円まで資産を増やすことが出来たのは、失敗に囚われずに利益を積み重ねていけてたからですね。

 

 

 

カギは損切りにあり

現在の相場環境はすこぶる悪く、世界的に株価は下げており、これからさらに暴落するとの声も聞こえてきます。

 

こういった時に予期せず含み損を発生させてしまった時に、ササッと損切りを実行して次の手を打つことが出来るのか、はたまた反発を夢見て耐え忍ぶのか。

 

そこが資産を大きく伸ばすことが出来るか否かの分かれ道になりそうです。

 

P.S.

本では、cis氏の小学生の頃からの生い立ちについても触れられており、実に興味深かったです。

 

昔からゲームを攻略することに関して突き詰めて考える性格だったようで、これなら確かにマネーゲームでも230億円を稼げるのもうなづけます。

 

その片鱗が気になる方は本をチェックしてみてください。

<関連記事> 

買って正解でした☆

色々と気づきがありました。 

 

近年、米国株は強気相場の中で、下落してもすぐに反発していたため、今回の下落も同じように反発を見込んで買いを入れている人も多いと思います。

米国株は長期で見れば右肩上がりと見ていますが、保有している銘柄に自信を持てていない場合はポジションを落とすことも考えた方が良いかもしれません。

 

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