塵積む者のマネーブログ

資産運用で、もがき楽しむ日々をブログに綴っています。 米国株・日本株や投資信託への投資、株主優待の取得をコツコツと行いながら、少しずつ山を築いていきます。


米中貿易戦争で株価が下がったら買いのチャンスか

こんにちは、コーディーです。

 

米中貿易戦争が合意に近いとの報道もあり、米国株価は堅調に推移しています(11月19日は若干下がりましたが)。

 

今後の株価の変動が気になりますが、11月18日に公表されたアライアンス・バーンスタインのレポート「世界経済・金融市場の見通し」によると、米中貿易摩擦で株価は変動するものの次第に反応が薄れていき、上昇基調に向かうとの予想がありました。

<目次>

 

 

 

トランプ・ループと株価の変動

アライアンス・バーンスタインは「米中貿易摩擦は長期化するも、金融市場は次第に上昇基調へ」と予想しています。

 

米中の技術覇権争いに対して米国は妥協しないため、交渉はたびたび暗礁に乗り上げ長期化すると見られており、そのたびに株価が変動することになります。

 

トランプ・ループ

これまで、トランプ大統領によるスイング外交(トランプ・ループ)によって、株価は変動してきました。

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この強硬姿勢と軟化姿勢のループにより、株価は上昇と下落を繰り返してきました。

 

この変動とS&P500の推移を照らし合わせた資料が分かりやすいです。

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これを見ると、これまでは、トランプ大統領の強硬姿勢で株価が下落した際に買っておけば、やがて軟化姿勢に変わった際に株価は上昇し、トレードは成功してきたことが分かります。

 

今後はどうなるか分かりませんが、単純に考えると、今は軟化姿勢にあるため、次の強硬姿勢への変化時は買いのチャンスかもしれません。

 

 

 

次のイベントとしては、12月15日に米国による中国への追加関税が予定されていますが、このあたりで動きが出てくるかもですね。

 

アライアンス・バーンスタインは、米中貿易戦争は長期化するものの次第に市場の反応は薄まっていくと予想されています。

 

これは、米国は2020年の大統領選挙に注力し、中国は香港や台湾などの国家統治にリソースが割かれるため、交渉に割くリソースが縮小していくためとされています。

 

そして、投資家は貿易戦争よりも経済ファンダメンタルズを重視するようになり、上昇基調に向かうということです。

 

とりあえず、株価が下がった時にすぐ買えるように、ドルはある程度確保しておこうと思います。

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