こんにちは、コーディーです。
つみたてNISAのポートフォリオの見直しを行いました。
業界最安コストを標榜するeMAXIS Slimシリーズへの乗り換えが主な変更点です。
<目次>
変更前のポートフォリオ
変更前のポートフォリオは以下のとおりです。
(前回のポートフォリオの詳細⇒「つみたてNISAのポートフォリオを変更| 米国への投資比率を上げました!」)
変更後のポートフォリオ
変更後のポートフォリオはこちらです。
米国株を中心として、そこにその他の国の株式を加えるポートフォリオです。
ざっくりとした計算ですが、国別の割合は以下のとおりとなります。
パフォーマンスは米国の動向にかかっています。
- 米国株 89%
- 日本株 5%
- 他国株 6%
ちなみに、家族口座でもつみたてNISAで投資していますが、そっちの方は、米国株80%・日本株10%のほかに新興国株を10%入れており、そこが大きな違いです。果たしてどちらが勝つか。。
(関連記事⇒「つみたてNISA(家族口座分)のポートフォリオにeMAXIS Slim 新興国株式インデックスを加える」)
変更点
主な変更点は以下のとおりです。
①「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」から「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」に変更
以下の記事のとおり、コストダウンを図るため楽天VTからeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)に置き換えました。
信託報酬の差としては0.07624%です。
-
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.2296%
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eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) 0.15336%
②「iFree S&P500インデックス」から「eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)」に変更
コストの安いeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に変更しました。
信託報酬の差としては0.0702%です。
-
iFree S&P500インデックス 0.2430%
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.1728%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の純資産額が、iFree S&P500インデックスを上回ったことも変更した理由の一つです。より安心感があります。
今回の変更を受けて
①信託報酬がダウン
- つみたてNISA全体の信託報酬が、0.2707%から0.19394%へ0.07676%ダウンしました。年間投資額40万円で計算すると300円程度のコストダウンになります(実際は隠れコストも加わるので若干の違いはありますが)。
eMAXIS Slimシリーズのおかげですね。人気が出るはずです。
②米国への投資割合のアップ
- 米国への投資割合が、約88%から約89%へ1ポイントアップしました。
長期投資ではコストを意識
投資信託は短期的なリターンで一喜一憂せずに、少なくとも5年以上の期間をもって、長い目で見ていくのが良いと言われています。
その長期の中でパフォーマンスに大きな影響を与えるのがコストです。
今回の投資信託の乗り換えによって、わずかながらコストを下げることができました。
今は小さな差ですが、投資額が増えていくとその金額的影響は大きなものになっていきます。
現在のインデックス投信は、eMAXIS Slimシリーズを筆頭に信託報酬が非常に安価なものが出ていて、個人投資家にとって恵まれた状況になってきています。
コストに気を配ることがパフォーマンスを伸ばす要因になるため、うまく選別しながら資産を増やしていきたいですね。
<関連記事>
「楽天・バンガードファンドの実質コストが予想外に高かった」 ことに対する、楽天投信投資顧問からのコメントです。
Fund of the Year 2018でも、eMAXIS Slimシリーズが上位を独占していました。低コストは正義!
つみたてNISAと一口で言っても、証券会社ごとに取り扱う投資信託の数や積み立て方式に違いがあります。