ひふみ投信などを運用するレオス・キャピタルワークス株式会社より、2018年3月22日付で3月
内容としては直近の日米市場の下落についての所感と、 それにともなうファンドの投資方針変更についてでした。
投資方針はどう変わったか
2017年は主に中小型株を投資対象としてきましたが、 2018年に入り、対象を割安な大型株にシフトしていました。
しかし、ここにきて日米の市場環境の悪化を受け、大型株・ 割安株の比率を再度引き下げることとし、 売却した金額の一部は現金で保有することとしています。直近では、キャッシュ・ポジションを3.2%から7%にアップしています。
そして、中小型株は割安な保有株の買い増しにとどめるなど、積極的な投資は行っていないとのことです。
アクティブファンドらしく機動的に対応していますね。
今回の下落相場への向き合い方の参考になります。
まだまだ調整は続きそうだが
私も日米ともにちょっとマズイと感じてきました。
3月23日の夜間にダウと日経先物が反発するかと思いきや、 朝方確認すると、ダウが▲424.69ドルの23,533.20ドル(▲1.77%)、6月限月の日経225先物が▲210円の20,140円(▲1.03%)と、 続落していました。。
この分だと休み明けも荒れそうです。
私は、 IPOと3月株主優待の権利取得のためキャッシュ比率を多くして いたことで、今のところ大きな影響は出ていませんが、今後、下落相場が好転しない限り、 キャッシュ・ポジションは変わらず多めにしておきます。
あまり積極的に投資する環境ではなくなってきていますが、 投資信託などの長期保有を前提とするものについては淡々と積み立てで買付けを続けて いきます。
また、大きく下落した際には、積み立てとは別に、投資信託や海外ETFに追加出資して積み増ししていきます。