スマートベータ(賢い指数)とは
「ベータ」は市場平均と同じ値動きをするという意味の言葉なので、「インデックス」と同義です。
インデックスは、時価総額加重平均という方法をとっていて、時価総額が大きい順にインデックスへの組み入れ比率が高くなります。
これに対して、市場平均とは異なる独自のインデックスを作り、それに基づいた運用を行うことで、通常のインデックスに勝る成績を上げようとするのがスマートベータの考え方です。
スマートベータは、高配当の銘柄で構成したり、企業の業績から構成比率を決める方法などが取られています。
ただ、運用自体は機械的に行えるのでコストを抑えられながら、銘柄選別も行われているため、ちょうどインデックスとアクティブのいいとこ取りをしている運用方法と言えます。
ウィズダムツリーとは
①業績や配当などの各企業のファンダメンタルズを重視し、今後の成長が見込まれる企業のみで設定
②銘柄とその保有割合を、定期的にルールに基づいて見直し
⇒バイ・アンド・ホールドではなくリバランスを行う
③ファンドマネージャーの判断ではなく、ルールに基づいて機械的な運用を行うためコストを抑えている
どのようなETFを運用しているか
マネックス証券では手数料ゼロで売買可能
私は、高配当型のETFとして、VYM(バンガード 米国高配当株式ETF)を保有しています。
経費率が0.08%と安く、分配利回りも2.96%(2018年4月27日現在)あり、長期保有に適していると思っているのですが、積み増しを行おうとすると、取引手数料を抑えるためにどうしてもまとまった金額での買付けを考えなくてはいけません。
保有者には特典もあり
① ジェレミー・シーゲル教授(ウィズダムツリーのシニア投資戦略アドバイザー)のウィークリーコメンタリーを提供
② 対象ETFの保有者限定のオフライン懇親会への招待(不定期)
③ オンライン運用説明会への招待(四半期ごと)
④ 対象ETFにより構成されるモデルポートフォリオの紹介(四半期ごと)