本日の日経は▲974.13円安の20,617.86円(▲4.51%)と大幅に下落しました。
前日のダウが▲724.42ドル(▲2.93%)となった流れを受けて、反発らしい反発なく一方通行で下がっていき、ザラ場では▲1,032.38円の20,559.61円を付けました。
1,000円以上の下落を付けるのは2018年2月6日以来ですね。
私のPFも▲2.34%の影響を受けています。昨日少しだけ利確しておいていくらかマシでしたが。。
◆以下、過去記事です
日経平均のチャート
チャートを見てみると、サポートと思われていた200日移動平均線の21,300円を窓開けで下抜けてしまいました。。
ちょっとまずい展開ですね。20,000円のサポートは強いと言われていますが。。。
下落の要因
色々悪いことが重なっていますが、主な要因は以下のとおりです。
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トランプ大統領が中国の知的財産権の侵害に対する中国製品の関税引き上げなどの制裁措置発表を受けて、世界的な貿易摩擦への警戒からリスク回避の動きが強まっていること。
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フェイスブックが英国のデータ分析・選挙コンサルティング会社であるCambridge Analyticaに重要な顧客情報を流出した疑いから、関連企業が売り込まれたこと。
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3月のFOMCで3ヶ月ぶりに利上げが決まったこと(ただし、年3回の利上げペースは維持)。
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トランプ大統領がマクマスター大統領補佐官を解任して、タカ派のボルトン氏を起用すると発表したことで地政学リスクが高まったこと(ボルトン氏は北朝鮮への先制攻撃は正当だと主張してます)。
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日本の森友学園をめぐる財務省による決裁文書の書き換え問題。
年初の平和な市場環境は夢だったんじゃなかったのかと思うぐらいの悪材料の連発ですね。
これでアベノミクスも終了となれば、2018年は「戌、笑うしかない」年になりますよ。。
今回の下げを受けて
長期投資分の買い増し
私は今回の下げを長期投資には好機と捉え、以下のとおり追加投資しました。
- ひふみプラスを特定口座で買い増し
- THEOで買い増し
- その他、つみたてNISAで毎日積立ては継続実施中。
いずれも長期で保有するものですので、上がるまで気長に待ちます。
大きく下げた時には追加投資をするようにしていますが、来週以降もどうなるか分からないのであまり大きな額は入れていません。
来週また下げたら買い増ししようと考えています。
また、VTIなどの海外ETFもタイミングを見てどこかで買い増ししようと思っています。
短期投資をした結果
短期投資は、あまり行う気はなかったのですが、さすがに下げ過ぎと思ったので、日経レバETF(1570)を買いでデイトレをしてみました。
ほとんど反発せず、結果は2千円のプラスと損が出なくて良かったレベルでした(危なっ!)。
ちなみにANA(9202)、太陽ホールディングス(4626)、タカラトミー(7867)も買ったのですが、早まったかもしれません。
今後しばらくは・・・
それにしても2月上旬からの下落相場はなかなか安定しませんね。
投資信託の積み立ては、下落すれば安く仕込めるので精神衛生上、何も問題ないのですが、個別株を手がけにくい状況が続いているのがイヤですね。
個別株については、しばらく「安値で拾い、反発したら売り」の短期売買をすることになりそうです。