本日(2018年5月9日)は、トヨタ自動車(7203)が上場後初めて、ザラ場で決算発表を行いました。
前回までは15時でしたが、今回は13時25分です。
決算説明会で「時間をかけて詳しく説明するため」前倒しにしたとのことです。
発表時間を13時25分とキリが悪いのは、決算説明会の開始時刻が13時30分であり、開始前の5分で決算短信をざっくりとチェックできるようにとの配慮しているのでしょう。
どんな値動きになるか注目でした
市場の反応としては、連結営業利益の通期実績と来期予想が、市場コンセンサスを上回ったことなどにより買いで反応しました。
株価は、13時9分には本日の安値の7,081円を付けましたが、引け間際の14時59分には、7,426円の高値を付け、終値は前日比+269円の7,424円となりました。
特筆すべきは出来高です。
決算発表直後から出来高が急増し、株価も高騰しています。
なんと、売買代金は前日の4.1倍の1,230億円まで膨らみました。
2016年11月25日以来の1年半ぶりの出来高です。
皆さん身構えていたんでしょうね。
5分足
トヨタの5分足チャートでこんな急騰を見ることになるとは。。
日足
ザラ場での開示は、デイトレーダーには格好の材料になりますね。
アナリストや記者にとっても、記事を早い時間帯にまとめられるので、ありがたいことだと思います。
唯一、恩恵を受けられないのは、兼業投資家ですね・・・(^_^;)