SBI証券には、投資信託の時間分散で自動で売却してくれる投資信託定期売却サービスがあります。
積み立て買付の逆パターンですね。投資信託の出口戦略の一つとなります。
このサービスを使うかどうか検討しました。
投資信託定期売却サービスとは?
月々売却する金額と売却日を設定しておくことで、自動で売却を進めていってくれるサービスです。
売却日の設定方法
以下のとおり細かく設定が可能です。
-
売却月は、①毎月、②奇数月、③偶数月の3つから選択
-
売却日は、1~27日または月末から選択
-
ボーナス月を設定し、売却額を上乗せすることも可能(年2回)
※買付時は毎日購入することが可能ですが、毎日売却はできないです。。
注意点
このサービスが利用できる投資信託は「金額買付」および「積立買付」で購入した投資信託に限られます。
以下の場合では利用できないことに注意です。
- 口数買付で購入した投資信託
- 積み立て買付を設定中の投資信託
- NISA口座で購入した投資信託
自分が使うかどうか
この定期売却サービスの使い方としては、
「定年退職したので、コツコツと積み立てて殖やしてきたお金を、生活資金として毎月少しずつに引き出していきたい」
「目標額の3千万を達成したため少しずつ売却を始めたい」
といったパターンが考えられます。
私が使うかどうかですが、今のところ使う予定はありません。
私の場合は、特定口座で保有している投資信託については、お金が必要となった時に、必要な額だけ売却しようと考えているため、時間を分散して自動で売却する必要性をあまり感じませんでした。
売却する場合は、都度、自分で売却注文を出します。
ただ、今後、つみたてNISAが対象となれば話は変わります。
つみたてNISAは20年間という譲渡益の非課税期間があり、その期間が終了するまでにある程度時間を分散して売却しておきたいと思っていますので、定期売却サービスは使えると思いました。
同じようなニーズを持つ人はいると思うので、今後、つみたてNISAも対象となるようにお願いしたいです。
まぁダメだったとしても、毎月、自分で売却注文を出せばいいんですけどね。