5月に入り、ぼちぼち株主総会の足音が聞こえてきましたね。
株主総会集中日
というわけで、本日、東京証券取引所から2018年6月総会の集中日が公表されました。
事前に3月決算会社にアンケートを出して、回答のあった1,753社(回答率75%)の情報をまとめたものです。
今年は、1,753社中、547社(31.7%)が6月28日(木)に開催を予定しているとのことです。
(アンケート未回答の会社を含めると変動するかもしれませんが。)
⇒東京証券取引所「2018 年3 月期上場会社の定時株主総会の傾向について」
2017年が29.3%でしたが、2.4%増加しています。
今年はわずかに増加となりましたが、基本的に分散化は進んでいく流れです。
コーポレートガバナンス・コード(補充原則1-2③)でも、株主総会は株主との建設的な場であるため、企業は株主の視点に立って、開催日を適切に設定するよう求められています。
具体的には、決算日は3月31日のまま変更せずに、議決権の基準日のみ3月31日から5月末に変更して7月に開催する案も挙がっています。
私も総会に出席したいので、土日開催や夕刻開催を検討してくれる会社が増えたらいいなと思う次第です。
(実現したら株主としてはありがたいですが、会社側は労務的な負担(休日出勤や残業手当の増加)などが増加するので避けたいとは思いますが・・・。)
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議決権を行使する際にスマホでできるようになってきました。やってみると郵送やPCでの行使より格段に楽です。
総会後に書いた、2018年7月2日付の記事です。
取締役選任議案で反対票を集めたトップが、日経新聞にリスト化されました。