最近、話題になっているバフェット太郎さんの書籍である「バカでも稼げる 米国株高配当投資」を読みました。
⇒バフェット太郎さんのブログはこちら
ポートフォリオの考え方について
バフェット太郎さんは、永続的なキャッシュフローかつ安定的な配当が期待できる米国の超大型株に投資し、配当金を再投資することで時間をかけてお金持ちになることを目指しています。
バフェット太郎さんは、自動でお金を増やしてくれる自分のポートフォリオのことをマネーマシンと呼んでいます。
このマネーマシンは、連続増配株をポートフォリオに組み入れることで、弱気相場でも安定的に(減配の恐れなく、むしろ増配)、配当金を手に入れられるようデザインされています。
弱気相場で株価が安い時期に配当金を再投資に回すことで、多くの株式を手に入れることができ、一転強気相場になると買い増した分がパフォーマンスの向上に一役かってくれるというわけです。
S&P500に勝てるか?
S&P500の組み入れ銘柄は、不況時に減配や無配となる可能性があり、その場合は配当金の再投資ができなくなるため、長期で見ればバフェット太郎さんのマネーマシンはS&P500のパフォーマンスにも勝てると期待されています。
現に、S&P500とS&P500配当貴族指数の配当再投資込みのリターンを比較すると、配当貴族指数に軍配が上がります。
現在の米国株は堅調ですが、いつ暴落やリセッションが起こるかは分かりません。
その「もしも」を意識してポートフォリオを作るのは重要ですね。
特にバフェット太郎さんのようにバイ&ホールドを前提とした投資を行う場合は。
最後にバフェットの言葉を
引用されていたウォーレン・バフェットの言葉に納得するものがありましたので紹介します。
アマゾン・ドットコムのジェフ・ベゾスCEOがバフェットに質問した際のやり取りです。
ベゾス:
なぜ、あなたの投資哲学はシンプルで分かりやすいのに、誰もそれをマネしようとしないんですか?
バフェット:
誰もゆっくりとお金持ちになりたいなんて考えていないよ。
みんなソッコーでお金持ちになりたい
と考えているんだ。
以前の私もこんな感じでした。
早くお金持ちになりたいという気持ちが大きく、信用取引や先物・オプションを使いながら大きく張ったりしていました。
しかし、儲けも大きければ損も大きいトレードは精神衛生的に負担があったことと、日々の銘柄選定やチャートの勉強などに満足な時間が取れなくなったので、最近は長期投資を行うようにしています。
長期でほったらかしにできる投資先としても米国株はおすすめだと思います。
やはり、投資は日常生活に支障が出ない範囲でやるべきですよね。