塵積む者のマネーブログ

資産運用で、もがき楽しむ日々をブログに綴っています。 米国株・日本株や投資信託への投資、株主優待の取得をコツコツと行いながら、少しずつ山を築いていきます。

議決権行使がスマホで出来る時代になりました|スマート行使で賛成票が増加する効果はあるか?



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皆さんは保有株式の議決権は行使していますか?

 

発行会社側からすれば、会社提案の議案について審議ができるだけの議決権個数(定足数)が集まり、かつ賛成票が集まるか不安で一杯です。

 

特に機関投資家から嫌われている買収防衛策の導入や更新を議案にしていたりする場合は総会前日までに十分な賛成票が集まらない恐れがあり、議案を取り下げることになる可能性もあります。

 

そうなると企業の経営方針の変更を迫られることはもちろん、新聞やら商事法務やらを賑わすというオマケも付いてきます( ;∀;)

 

担当役員なんかは気が気ではありません

 

 

そのため発行会社は株主から賛成票を集めるために色々と手を打っているのですが、その一つが議決権行使のスマホ行使(スマート行使)です。

 

スマート行使で議決権行使が格段に楽になるので、毎年行使している人にとっても、ありがたい試みなのではないでしょうか。

 

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スマート行使とは?

「スマート行使」は、三井住友信託銀行とみずほ信託銀行が共同で、2018年6月総会会社を皮切りに導入を始めた新たなサービスです。

 

企業としては、個人投資家が手軽に行使できるようになるため、賛成票を増やせるのではないかという期待感から導入を始めています。

 

どんな仕組み?

従来の議決権行使は以下の2つの方法がありました。

①議決権行使書に賛否を記載して郵送する方法

②議決権行使書に記載のログインID・PASSを用いて、議決権行使ウェブサイト(PC・スマホ)で電子行使をする方法
※その他、ガラケーでの行使サービスもありますが、導入している会社が限られるため、ここでは省きます。

 

スマート行使では、議決権行使書にあらかじめ印字してあるQRコードをスマホで読みとることで、ログインID・PASSの入力をせずに議決権行使ができます

 

議決権行使書の郵送だったり、ログインID・PASSを入力しての行使は結構面倒だったりしますからね。

 

そして、個人投資家が議決権行使する際にはわざわざ反対にすることが少なく、賛成する人が多数派のため、スマート行使によって賛成票の上積みを期待できるというものです。

 

 

実際にスマート行使をしてみた

今回、大和証券がスマート行使を導入していたので、実際にやってみたら、あっという間に行使できました。

 

議決権行使書用紙

QRコードが印字されているので、スマホで読み取れば専用の議決権行使サイトへ飛びます。

特にログインID・PASSの入力は不要です。

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ログイン後

スマホ上で、賛成・反対を選択して「この内容で行使する」ボタンをクリックすれば行使完了です。

 

なお、一度行使しても修正は可能なのですが、再度ログインする場合はスマート行使は使えません。従来どおりログインID・PASSを入力して電子行使することが必要です。

 

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優待の取得がメインだったりすると招集通知・議決権行使書が届いてもよく読まずに捨ててしまう人もいるかと思いますので、スマート行使の導入によって行使率の劇的な変化はないと見込んでいますが、少しでも改善したらいいですね。

 

また、毎年行使している身としては行使が楽になってくれてありがたいので、今後は各社で導入してもらえないかなと思っています。

 

 

皆さんもサクッとスマート行使にトライしてみて、年に一度の定時株主総会の審議に参加してみてはいかがでしょうか。

 

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株主総会で議案はどのように決議されるのか? その仕組みを書いています。


2018年の総会集中日は6月28日(木)です。

 

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