こんにちは、コーディーです。
ステートストリート・グローバル・アドバイザーズが、2018年7月13日(金)より、超低コストETFを日本で取り扱い開始しました。
その数、18銘柄。
その中でも注目しているのが【SPTM】SPDRポートフォリオ米国トータル・ストック・マーケットETFです。
バンガードの超人気ETFである【VTI】バンガード・トータル・ストックETFと同様に、構成銘柄はすべて米国企業というETFです。
経費率が驚くべき低コストとなっており、VTIが0.04%のところ、SPTMは0.03%で、業界最低水準となっています。
今回はSPTMとVTIを比較してみました。
<目次>
新規取り扱いETF一覧
今回、日本で取り扱いを開始したのは、以下の18銘柄です。
SBI証券とマネックス証券にて取り扱いを開始しましたが、今後は楽天証券等もラインアップしてくるのではないでしょうか。
(SBI証券HPより引用)
SPTM vs VTI
比較表
SPTMは2000年に設定されており、VTIより歴史は古いです。
注目すべきはVTIを上回る経費率の安さです。
チャート
過去5年のチャートを比較するとほぼ同じ軌跡をたどっています。
重なり合ってて差が分からないですね。
リターンがほぼ一緒だと考えると、経費率の面でSPTMの方が若干有利です。
気になるところは、組み入れ銘柄と資産規模ですね。
VTIの方が銘柄数が多く、より分散が効いていること、資産規模が大きく償還リスクが低いという点で、安定感を感じます。
私は今のところVTIからSPTMへの乗り換えはせずに、VTIを継続保有する予定です。手数料もかかりますしね。
ただSPTMを新規で買うのはいいかもしれません。運用会社を分けることで更にリスク分散できます。
ちなみに、今回のステートストリートの攻勢に、バンガードやブラックロックもコストダウン等、何かしら手を打ってくるかもしれません。
個人投資家としてはありがたい競争関係にあると言えますね。
<関連記事>
本家VTIと楽天VTIのどちらに投資したら良いか、比較検討しました。
ステートストリートは、GLDという金に投資するETFも取り扱っています。
以下記事では金をポートフォリオに組み入れることのメリットをまとめています。
ちなみに、GLDはウェルスナビのポートフォリオにも入っています。