塵積む者のマネーブログ

資産運用で、もがき楽しむ日々をブログに綴っています。 米国株・日本株や投資信託への投資、株主優待の取得をコツコツと行いながら、少しずつ山を築いていきます。

PICTET(ピクテ)の荻野社長から興味深い話を聴いてきました



ピクテ投信投資顧問株式会社のセミナー「iTrustサミット」に参加し、代表取締役社長である荻野社長のお話を聴いてきました。

 

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荻野社長は、もともと日本株をメインに取引を行ってきましたが、現在はグローバル分散投資を行っています。

 

長期で投資を行うならば、やはりグローバルに投資を行うことは必須なのでしょう。

 

お話されたことについて一部ですが、概要をまとめました。

<目次>

 

 PICTET(ピクテ)の投資方針は?

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ピクテの投資方針についてですが、荻野社長は、地味で固いとおっしゃっていました。

 

ピクテは1805年にスイスで設立され、以降210年に渡りパートナー制をとって資産運用を行ってきました。

 

もともとヨーロッパの王侯貴族の資産を守ることを生業としてきたことから、あまりリスクをとった投資はしない企業文化があります。

 

また、パートナー制であり自分達の出すお金で会社が成り立っているため、資本額が多くないこともそうさせています。

 

その固い投資方針のおかげで、リーマンショックでも大きな痛手を受けずに済んでおり、フィッチの長期債格付でもAA-を維持しています。

 

世界の金融機関の中でAA-をとっているのはピクテとブラックロックだけで、現時点では最高ランクになります。

 

それだけ資産を守って増やすということに関しては安心感がありますね。

 

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 資産保全を行う上での鉄則とは?

グローバルに分散させて投資を行うことが大切とのことでした。

 

グローバル投資とは、具体的にどこに投資すればよいのかという点については、以下3つが挙げられます。

  1. 人口が伸びている地域に投資を行う

  2. イノベーションが起きている分野に投資を行う

  3. 金融の投入量が増加している地域に投資を行う

 

まとめると潜在経済成長力が高いところに投資するということになります。

 

人口の減少が進み、イノベーションの起きそうもない日本だけを投資対象とするのは危険ということですね。

 

東京でさえ、2020年頃をピークに人口が減少していくとの予測があります。

 

そういったことから、世界に目を向けて投資を行う必要があるということです。

  

 株価は下がると思っておく

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荻野社長は、2017年まで自分の資産の7割ほどをグローバルの株式に投資していましたが、ボラティリティが大きくなったことを受けて、半分の35%まで落としたとのことでした。

 

株価という山の8~9合目あたりまで来ているという認識です。

 

35%を残しているのは、もしかしたらこのまま上がるかもしれないという「もしも」のためであり、ゼロにはしないとのこと。

 

そのため、ここから買うとしたら株価は下がるものだと思っておいて、分散投資しながら長期で持つのが良いとおっしゃってました。

 

 ピクテの展開する投資信託

ピクテは、iTrust(アイトラスト)というシリーズ でノーロードの投資信託を展開しています。

いずれもSBI証券や楽天証券などからでも、購入可能です。

 

  1.  iTrust世界株式
  2.  iTrust日本株式
  3.  iTrust新興国株式
  4.  iTrustインド株式
  5.  iTrustロボ(テーマ型)
  6.  iTrustバイオ(テーマ型)
  7.  iTrustプレミアム・ブランド(テーマ型)
  8.  iTrustエコイノベーション(テーマ型)

 

 

個人的に気になったのはiTrust世界株式で、高い競争優位性をもつグローバル優良企業の株式に分散投資する投資信託です。

 

2007年6月末からのMSCI先進国株価指数に対する超過収益が年率1.34%と上回っており、信託報酬を差し引いたとしても超過収益が0.3%残っています。

 

テーマ型の投資信託も展開していますが、これらは単体で投資するのではなく、組み合わせて投資するべきとのとのことでした。

 

 

 これからの投資

興味深かったのは、セミナー参加者が、iTrustロボを今買うべきかどうか荻野社長に質問したところ、「中長期的には有望なテーマであるが、今は高くなってしまったのでしばらく待った方が良い」と返答していました。

 

米国株も2020年をピークに調整に入ると言われており、これからは減らさずに守るという視点も大事になると感じています。

 

そういった意味では、ピクテの投資方針がまた活きてくる時代が来るのかもしれません。

 

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