こんにちは、コーディーです。
1月下旬になりましたが、皆さん、確定申告の準備は進んでますでしょうか?
以前、記事にさせていただいたとおり、今年から確定申告の電子申告が簡素化されています。
いままでの電子申告はICカードリーダライタを準備するなど面倒だったのが、今年より、税務署から交付されるIDとパスワードを使えば、パソコンやスマホ、タブレットから簡単に電子申告できるようになりました(3年程度の限定措置ですが・・・)。
源泉徴収票などの添付書類は不要ですし、プリントアウト代や郵送料もかからなくなるので試してみたいと思っていました。
ID・パスワードをもらうためには税務署に行く必要があるのですが、税務署は平日しか空いてなく、なかなか行けませんでした。
しかし、先日、別件で有休をとった時に「これはチャンス!」と思って急遽、税務署に走りました。
<目次>
10分かからずにID・パスワードが交付されました
IDとパスワードは、窓口ではなく、設置してある専用のパソコンを自分で操作して発行します。
申請の流れ
おおまかな流れは以下のとおりです。
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専用PCで、氏名や住所、メールアドレスなどの個人情報を入力し、パスワードを設定(パスワードは半角英数小文字を使い任意のものを設定)
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ID(利用者識別番号)・パスワードが画面上に表示される
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印刷ボタンを押す
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書類がプリンターから出てきて、職員が書類を取り出す(申請者本人は取り出してはいけない)
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職員が、印刷された情報と免許証等の本人確認書類の記載内容を付き合わせする
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内容に問題がなければ、職員が完了手続きをするためPCを操作する
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最終的に「ID・パスワード方式の届出完了通知」と案内書類がプリントアウトされるので、それらを受け取ったら手続きは完了
ここまで10分かからずにできました。
入力に悩むところは特にありません。職員の方が忙しそうだったので、プリントアウトする際にこちらに来てもらうのに、若干時間を要したぐらいです。
ID・パスワード方式の届出完了通知
以下のようにID・パスワードがプリントアウトされます。
これで、ようやく電子申告をトライする準備が整いました。
試してみたい方は、税務署が混む前にID・パスワードの取得をしておくのをおすすめします。申請用PCの数にも限りがありますからね。
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医療費控除は、何が対象で何が対象ではないのか一見すると分かりにくいです。
しかし「これを覚えておけば控除対象か否か判断しやすくなる」という考え方を記事に書いています。
ちなみに、 医療費控除は、2017年の確定申告より領収書の添付が不要となっています。代わりに「医療費控除の明細書」をExcelで作って提出すれば良くなっており、e-Taxもやりやすくなりました。