こんにちは、コーディーです。
コーディーは、米国の高配当株を好んで物色していますが、先週コカ・コーラ(KO)を45.30円で25株買い増ししました。
今後、おそらく売ることはないでしょう。
<目次>
コカ・コーラ(KO)は安定的なインカムをもたらす
コカ・コーラは、以下のチャートを見てのとおり、大きなキャピタルゲインを得られるような銘柄ではありません。
しかし、配当利回りが3%を超え、かつ55年もの間、毎期増配をし続ける配当貴族銘柄です。
現在の利上げ局面では、パフォーマンスは市場平均に対して遅れを取りますが、株価に大きなボラが無く安定している上、毎四半期ごとに配当としてキャッシュが入り、それがどんどん増額されていくという点が良いところです。
ただ保有しているだけで、少しずつでも永続的にお金を生み出してくれるコカ・コーラのような銘柄は「資産」として保有できます。
100年に1度と言われるリーマンショックの時でさえも減配どころか、増配を行うという株主還元策は、やがて来るであろう景気後退局面においても、投資家にとって安定的なインカムと、それにもとづく心の平穏をもたらしてくれるでしょう。
日本のコカ・コーラは不調
ちなみに、日本のコカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(2579)は不調です。
コーヒーが高収益分野なのですが、業界2位のサントリーとの競争が激化しています。
2018年8月10日に公表された第2四半期決算では、スーパーやドラッグストアなどでの手売りは好調だったのですが、収益性が3割程度良いとされる自販機ビジネス(ベンディング)が-6%で、市場の-3%、計画値の-2%を大きく下回っています。
これらを受けて、SMBC日興証券は、自販機ビジネスの苦戦が長期化すると見ており、2018年9月7日付で、目標株価を5,100円から2,850円(-26.3%)に、投資評価も「1」から「3」に、大きく引き下げています。
配当利回りも2%を切っており、投資するならば日本のではなく、米国のコカ・コーラを選択する以外に考えられません。
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コカ・コーラは毎日約19億杯が飲まれるメガ・ブランドですが、コカ・コーラ(KO)はあの手この手でブランド価値を高めています。
この目には見えないブランドこそが、消費者がスーパーの棚から最後に手に取るのがペプシではなくコークになる決め手になっているのです。
こうなってくると広告会社に見えてきますね。
コカ・コーラの競合であるペプシコ(PEP)のインドラCEOが10月3日付で退任します。今後のペプシコの業績や株価がどのように変わるのか、はたまた変わらないか、要チェックです。