こんにちは、コーディーです。
2018年11月9日時点のつみたてNISAのパフォーマンスです。
毎月、第2・第4金曜日時点の状況を報告します。
<目次>
自分口座
(前回との比較)
自分口座の含み損益: -11,106.15円 ⇒ +5,577.78円 = +16,683.93円
今回(11月9日時点)
前回(10月26日時点)
※ポートフォリオの詳細はこちら( ⇒ つみたてNISAのポートフォリオ )
家族口座
(前回との比較)
家族口座の含み損益: -16,678.29円 ⇒ -1,910.78円 = +14,767.51円
今回(11月9日時点)
前回(10月26日時点)
※ポートフォリオの詳細はこちら( ⇒ つみたてNISA(家族口座)のポートフォリオ )
米国中間選挙の終了で買い?
前回の報告時点(⇒ 崩壊したポートフォリオ|つみたてNISAパフォーマンス(2018年10月第4金曜日 10/26時点) )は世界同時株安の真っただ中で、米国のハイテク株は爆下げし、日本株は高値から3,000円以上も売り込まれ、含み損が拡大したことをお伝えしました。
しかし、11月7日に米国中間選挙の結果が公表され、一旦はあく抜け感から反騰しました。
中間選挙は、上院が共和党、下院が民主党が過半数を取ったことにより、上院と下院で多数派が異なる「ねじれ議会」となりましたが、事前予想どおりの結果で、大きな波乱もなく終了しました。
目先のリスク要因がなくなったため、一旦はダウ・日経ともに大きく反騰しましたが、これは買い戻しだったと考えます。
今回の選挙は、ネガティブな結果にはならなかったものの、ほぼ現状維持の結果であり、特に買い上がる材料が見当たらないためです。
実際に、11月9日のダウは25,989.30ドル(-201.92ドル、-0.77%)、日経平均は22,250.25円(-236.67円、-1.05%)と反落しています。
NYダウ(6ヵ月チャート・日足)
日経平均(6ヵ月チャート・日足)
空売り比率(東証)
東証の空売り比率を見ても、ピーク時よりは下がっているものの、11月9日時点で45.3%と高水準です。
(出典:株式マーケットデータ「空売り比率」)
不安の種は残っている
皆さんまだまだ下落の不安を抱えています。
それはそうですね。
FRBは11月の利上げは見送ったものの、12月は利上げが確実視されていますし、米中貿易戦争もまだ継続しているなど、見通しは不透明です。
別記事「米国株のピークを予想するためのヒント|逆イールドに注意しよう」にも書いたとおり、米国2年債と10年債の利回りの差にも注意です。
過去、10年債利回りが2年債利回りを上回った状態(逆イールド)に株価がピークを付けた事象が多かったことが分かっています。
つみたてNISAは、設定するだけでほったらかしなので特に問題ないですが、個別株などは資金管理が必要です。
◆前回のパフォーマンス(10月26日時点)はこちらです◆
<関連記事>
2018年10月はひふみプラスの下落がひどく、つみたてNISAも影響を受けてしまいました。
ひふみは2008年に立ち上げられていますが、10月は過去最悪のマイナスリターンだったとのことです。
将来的に米国の2年債と10年債の利回りが逆イールドになった時は2018年10月の世界同時株安を超える恐ろしいことが起こると考えられますので、気を確かに持っておきましょう。
ドルコスト平均法で行う積み立て投資は、投資初心者の方におすすめできる投資方法です。
投資の世界には、スリルを味わえるトレードを楽しむ方もいますが、安定的な日常生活を送りたいならば、長期で積み立て投資を行う方が良いです。退屈ですけどね。