SBI証券で、2018年3月10日(土)より、海外株式と海外ETFを定期で買付けできるサービスが開始されました。
ありそうでなかったサービスですね。
メリット・デメリットをまとめてみました。
概要
海外の株式とETFについて、買付日を設定して自動買付けが可能となるサービスです。
投資信託の自動積み立てサービスと似てますが、現物の株式とETFで行えるというところがポイントです。
良いと思うところ
定期買付けを投資信託ではなく、ETFに変更する場合にコストメリットがあります。
ETFは投資信託の信託報酬にあたる経費率が安価なので、長期で持つならばETFの方が費用はおさえられます。
例えば、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の信託報酬は0.1696%ですが、同ファンドが投資している本家の「バンガード トータルストックマーケットETF
(VTI)」の経費率は0.04%です。
うーむ、、と思うところ
海外株式と海外ETFは、日本株に比べて購入手数料が高いです。
例えば、米国株式・ETFの購入手数料は、約定代金の0.45%(最低5ドル・上限20ドル)です。
仮に1万円分ずつ月2回買付けようとすると、手数料で月10ドル、年間120ドルも手数料だけで取られてしまいます。
そのため、海外株式と海外ETFは、まとまった金額を用意して一括で購入するのが望ましいです。
一般NISAの場合は使える!
ただし、一般NISAで海外ETFを購入する場合は別です。
一般NISAですと、海外ETFの手数料が無料となるため、この定期買付けサービスは使い勝手が良くなります。
平均単価を均すため毎日買付けても手数料が気になりません。
※海外株式を購入する場合は、一般NISAでも手数料が発生することに注意です。
利用するにあたって
私がこのサービスを利用するとしたら、一般NISAを使用して海外ETFを購入する場合ですね。
私は2018年からつみたてNISAでの運用に切り換えてしまっているので、使用できませんが、仮に一般NISAのままだったら使うと思います。
また、私は、WealthNavi(ウェルスナビ)も使用しているのですが、手数料は預かり資産の年率1%と高めです。WealthNaviは海外ETFに投資しているのですが、同じETFをSBI証券の定期買付けサービスで購入することによるコストダウンにトライするのもありかなと思いました。