メルカリ(4385)が、6月19日(火)に東証マザーズに上場します!
2015年に一度立ち消えになりましたが、3年経って正式決定しました。
IPO界隈は、メルカリ上場の話題で持ちきりになってますね!
公開規模
公募株数と売出株数の合計が40,714,300株で、想定発行価格2,200~2,700円を掛け合わせると、市場吸収額は895億円~1,099億円となる大型のIPO案件です。
- 公募株数 18,159,500株
- 売出株数 22,554,800株
- 合計 40,714,300株
単元株式数は100株のため、IPO当選枚数としては407,143枚です。
ただ、メルカリのIPOは日本だけではなく、海外でも同時に行われるため、国内・海外別の募集株数は、以下のとおりです。
- 国内 18,936,900株
- 海外 21,777,400株
国内でのIPO当選枚数は189,369枚となりますが、比較的、当選しやすい部類に入ると思います。
業績
売上高は?
ダウンロード数が1億を超える、好調なフリマアプリにより右肩上がりで増加しています。
日本のみならず、海外にも進出しているところが、今後の伸びも期待させます。
<メルカリのダウンロード数・流通総額・登録MAUの推移>
キレイな右肩上がりです。
メルカリのダウンロード数は、日本と米国で半々ぐらいなんですね。
利益面は?
営業利益が▲2,775百万円で、経常利益は▲1,951百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は▲3,434百万円です。
損益計算書を見てみると、販売費及び一般管理費が22,126百万円で、そのうち広告宣伝費が14,196百万円で64%を占めます。
これが重しとなって損失が出ています。
ただ、若い会社はプロモーションを行う必要があるので、しょうがないと思います。
メルカリを広く浸透させない限り、売上には結び付きませんから。
従業員の状況
平均年齢が30.3歳と、若い人達で溢れている会社です。
ちなみに、給与水準は一般的なレベルでした。
今後は売上増にともなう給与の増加かストックオプションの付与などで、従業員に報いていくのかなと想像しています。
IPOは全力申込み
株数が多いため初値の爆騰はないと見ていますが、人気・将来性ともにあるので、全力申込みでいきます!
今回は主幹事である大和証券のチャンス当選を期待しています。
そろそろA級銘柄の当選を報告したいところです。
<関連記事>
メルカリのIPO抽選結果は、大和証券で繰り上げ当選でした!
補欠当選でもダメ元で申し込んでおいて良かったです。
メルカリの初値は5,000円と公開価格に対して66.7%高でした!
当日の状況を短編小説にしています。良かったら読んでみてください!